屋根塗装に使用する材料の種類と耐用年数の関係
カテゴリ:塗装コラム
屋根塗装に使用する塗料の種類は「アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機」と、大きく5種類に分かれます。
種類によって耐用年数が違うだけではなく、平米あたりの塗装料金にも差が出てくるので、工事依頼の際にどんな塗料を使うのかを業者に相談するようにしましょう。
アクリル塗料はローコストで塗り替えできる塗料ですが、耐用年数5〜7年と短く、基準となる10年で2回塗替えが必要になることを考えると、2倍のコストがかかってしまいます。
ウレタン塗料は耐用年数が7〜10年と一般的な寿命で、光沢と発色の良さが特徴的な塗料ですが、その持続性に難があり、現在はメインで使用される塗料ではなくなりました。
現在主流になっているのがシリコン塗料です。耐用年数10〜13年と長寿命で、費用対効果が高い塗料とされています。
料金こそ高くなりますが、耐用年数15〜20年とメンテナンスのスパンを長く取れるのがフッ素塗料です。
そして、30年以上の耐用年数を期待できる無機塗料は、鉱物物質を配合しているため力強い塗装が可能になります。