屋根塗装に使用する塗料は、施工業者の取り扱いにも左右されるため、一概にどれが良いということはできません。また、希望通りの色で塗装してくれるかはメーカーによって変わってくるので、赤ならこのメーカー、青ならこっちと、単純に選ぶことすらできません。同じ色でも配合されている素材が違えば、全く同じ色にはならないということを覚えておいてください。

さて、屋根塗装に使用する塗料には「アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機」などの種類があります。とりあえずコストをかけず、次の塗り替えまでのつなぎであれば、アクリル塗料で済ませるのも一つの方法です。

同様に、ウレタン塗料でも同じことが言えます。耐用年数については、アクリルが5年程度と短く、ウレタンは10年程度期待できるという差があるのです。

メジャーになっている塗料はシリコンで、10〜13年の耐用年数となっています。アクリル・ウレタンと比較するとコストは上がりますが、耐用年数も鑑みると決して割高ではありません。

フッ素は20年ほどもちますが少々高く、無機は圧倒的な美しさを発揮しますが、高額な塗料です。