遮熱効果にもこだわりたい!屋根塗装の色選び
カテゴリ:塗装コラム
おしゃれな屋根色にしたい、もっとシックで落ち着かせたい、無難に済ませたいなど、考え方はケースバイケースですが、屋根の色を変えるだけで遮熱効果に変化があることをご存じでしょうか。
昔から発火しやすい色といえば「黒」と言われていますが、これは黒が熱を吸収しやすい性質を持っているからです。熱を吸収するということは、遮熱効果は弱いということにつながります。そのため、黒は遮光には優れる一方で、遮熱には向かない色だといえるでしょう。
逆に「白」に近づくほど遮熱効果が高く、屋内温度への影響が少ないです。しかし、一般的には黒に近い屋根色を選ぶのが通常であり、遮熱性に乏しい状態で家が作られています。
また、屋根の塗り替え時に「どうしても黒が落ち着く」「黒系の方が無難」と考えている人もいるかもしれません。色や明るさによって遮熱効果は異なりますが、遮熱性の高い塗料もあるので、家の外観を重視するか室内の快適さを重視するかによって色を選ぶのもひとつの方法です。